不動産の相続登記に期限はある? - おぼえておきたい不動産の相続登記

おぼえておきたい不動産の相続登記
おぼえておきたい不動産の相続登記 > 不動産の相続登記に期限はある?

不動産の相続登記に期限はある?

不動産の相続登記ですが、期限はいつになるのでしょうか?
これですが、実は期限はありません。
もともとこの手続きは不動産を相続する上で、必ず必要になる手続きではないんです。
別にこれをしなくても、その遺産を受け取り、自分の所有物として使うことは可能です。

ただ、相続登記はなるべく早めにやっておくのがオススメです。
できれば故人が亡くなって一年以内には遺産分割協議を行い、終わり次第、速やかに相続登記まで完了しておくのがいいでしょう。
なぜかというと、後になると話がまとまりにくくなったり、まとまったはずの話がひっくり返る恐れがあるからです。

相続できる物件や土地などがあったとして、自分がそれを相続できる見込みが高かったとします。
そのため、正式な遺産分割協議をせず、もちろん相続登記も棚上げになったまま、何年も経ってしまうと、相続人の立場が変わり、考え方も変わる恐れがあります。

たとえば、自分が長男で、父親の残した自宅を相続するという話で、誰からも意義がでなかったとします。
それから数年ののち、弟の二男が結婚して子供も生まれ、広い家が必要になった場合、独身だった数年前と比べて、考え方が変わることも多いですよね。
そのときになって正式な遺産分割協議をやろうとしても、立場の変わった弟も自宅の相続を希望し、意見が対立することがあるんですね。

別の事例で言うと、やはり自分が不動産を相続する話で一応はまとまっていたところ、相続人の何人かが高齢化の影響で認知症の症状が出てしまい、以前まとまった話を忘れてしまうこともあります。
こちらも、以前の話を正式にまとめようとしても同意を得られず、意見が対立することがあるわけです。

これらはいずれも、不動産を相続できる見込みの時点ですぐに正式な手続きをし、相続登記まで終わらせておけば防げる事態です。
手続き自体に期限はないものの、あとになると同じ手続きが難しくなることがありますから、早めに手続きをしておくことをオススメします。