不動産の相続について - おぼえておきたい不動産の相続登記

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不動産の相続について

おぼえておきたい不動産の相続登記

遺産相続するときにはいろいろな種類の財産が相続の対象になり、預貯金などの現金や株式や有価証券、自動車やバイク、骨とう品、各種権利関係など非常に多くのものがあります。
その中でも代表的な財産と言えるのが不動産で、これにはマンションやアパート、土地、農地、建物、店舗、に加えて借地権、借家権など不動産関連の権利も含まれています。

こういったものを相続する場合、まずはどの財産を誰が相続するのか決めなければいけませんので、法定相続人を明らかにすることと財産が全部でどれだけあるのかを確認します。
これは戸籍調査と財産調査によって確認され、そこですべての法定相続人と財産が分かったら遺産分割協議に入ります。

遺産分割協議はすべての法定相続人が揃っていないとはじめることができませんし、遺産分割協議書を作成するためには法定相続人すべての署名捺印が必要になります。
万が一一人でも署名捺印に漏れがあった場合はその遺産分割協議書は無効になってしまいますので、そうならないために戸籍調査をするのです。

そして財産調査を終えたらそれぞれの財産の評価をしていきますが、預貯金などの現金のようにすぐに分割ができるものだけなら簡単ですが、不動産の場合は評価額の変動が激しいですし評価方法も専門家でないと詳しいことが分かりませんから、自分たちだけで進めるのではなく不動産業者などの専門家に任せるといいでしょう。

評価が無事終わったらそれぞれの不動産の評価額をもとに遺産分割協議で誰がどの不動産を相続するのか話し合ってください。
ただし不動産を相続する人の中にはそれをいらないと思っている人もいて、その場合はその後どうするのかを決めなければいけません。

たとえば相続する人が自分しかいない土地がある場合、自分がいらないと思っても法定相続人は自分一人なので放っておくわけにもいきませんし、何とかしなければなりませんからまずはその土地の評価などをチェックします。
そしてもし第三者に売却できるのであれば、相続したあとに売却手続きを行い譲るという手段があります。

もし誰も買い手がつかない場合は残念ながら自分が相続するしかありませんが、どうしても相続したくない場合は相続放棄という選択肢もあります。
ただし相続放棄したからと言って何もしなくてもいいというわけではなく、固定資産税の支払い義務がなくなっただけですからこの場合は所有者のない不動産となりますので国庫に帰属してください。